今回は、「デプロイ」を扱う

デプロイはクラウドを使うことが多い

デプロイすることができたら晴れて初学者を卒業だ

今回はGithub PagesにHTMLファイルをデプロイして、世界へ公開しよう!

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端的に言うとデプロイ(deploy)とはプログラムを公開することです。

これまでReact.jsでは「localhost」が度々出ていましたが、どう言う意味でしょうか

localhostは自分自身を表す

localhostはホスト名と呼びます。

MySQLでログインする際に「127.0.0.1」と入力しましたが、これもlocalhostの別の表し方のようなものです。

※余談 localhost:3000の3000とは

この3000はポート番号と言い、TCP/IP通信を識別する番号です。

React.jsの場合、初期設定では「自分自身のポート番号3000」にアクセスしたらwebページを返すといったことをしてくれます。

自分でこのポート番号を変えることができるが詳細は割愛

デプロイではこうしたホスト名やポート番号を弄る場面があります。 (AWS EC2 と言うIaaS)

しかし、今回はそういった手間がかかる事を省くためにGithub Pagesというサービスを使います。

Github Pagesとは

ホスティングサービスでWebページをインターネット上に公開することができる。

細かい設定要らずで、HTMLファイルなどをpushしてGithub Pagesの設定をONにすることで簡単に使うことができる。

SPSS2022/docsを作成

Github Pagesは、SPSS2022(リポジトリのroot)をWebサイトのrootにするか、SPSS2022/docsをrootにするかを選択できる。

今回は/docsを選択する

SPSS2022/docs/index.html

今回はh1タグのみの簡単なHTMLファイルをデプロイする。

SPSS2022/docs/index.html

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>title</title>
  </head>
  <body>
    <h1>profile</h1>
  </body>
</html>

Githubにpushし、Pagesの設定をする

pushしたら自分のリポジトリページにとんで下さい。

「Setting」をクリック

「Pages」をクリック

このように設定して「Save」を押すとデプロイ完了

これがすべてチェックされるまで、待つ(リロード挟みながら)

「Environments」の「github-pages」をクリック

「View deployment」をクリックする

表示されていたらOK

確認課題はありません

今回はデプロイの感覚を掴むためにHTMLファイルをデプロイした。

HTML+CSS+javaScriptを組み合わせたものもデプロイできるが、せっかくなので最終回ではReact.jsとMUIを用いてwebページを作り、それをデプロイする。